ヒトオビアラゲカミキリ、今話題の虫、いきものもどき

少なくとも8月初期の道内で、クロキノコバエの一種が大量発生した。その日コンビニに行くと
あの虫を集める機械にそれ(たぶん)が飯のごとくビッシリとついていた。カオスというかむごいというか。
追記:大量発生はこの8月3日だけで終わってしまった。それからは少ししかいない。コンビニの機械も
だいぶ黒がなくなったがそれでもまだ恐ろしい。

最近「いきものもどき」という本を購入した。すでに全部読んだ。これ、素人が書いてることが明らかだ。
カミキリモドキとカミキリムシは全然似てない、カミキリムシの食物は樹液や樹皮とは限らない、
アミメカゲロウはカゲロウじゃない、ガビアルモドキはガビアルでなくて
ガビアルとそんなに似てない、ゴミムシに「大きくて目立つ」のはいる(例:ヤホシ、セアカヒラタ)、
蛾差別、サソリモドキとサソリのはさみはぜんぜん違う、カワゲラとトビケラがわかってない
トビケラ完全変態だぞ?)、ついでにウメイロモドキがない。冒頭に書かれているが確かに適当だ。

朝、偶然いた小さいカミキリムシ。白黒だがこういうのは好きである。

09.06.02 あおもり昆虫記で見てもなく、わからずにいたがカミキリムシ図鑑でフトカミキリ亜科
(多くのカミキリムシはここに属する)をずっと見ていくと発見。ヒトオビアラゲカミキリだと判明。
少し個体差があり、この個体のように前翅の付け根側に1対の黒星があるものの写真を見つけるのに
少し時間がかかった。ヒトオビは前翅にある太い黒帯からだが、端が広がってるので私は紋だと感じる。

顔。別に普通か。原画では触角がぎりぎりはみ出してしまっていた。気づかなかった。