雪が多い、チャバネヒメカゲロウ

小型アミメにはクサ・ヒメ・コナカゲロウ、センブリが入ります。まだセンブリは撮ってませんが。
もうすぐ3月だというのに、ここ北海道は雪がたくさん降っている。これは1月なのに雨が降ったりして
溜まった分なのか。去年の去年くらいからだが、(天地の)異常は体で感じられるよなあ。
まあ、冬の記憶なんか薄いから去年の冬のことも雪が少なかったくらいしか覚えてないが。私は人類が
嫌いだから、このまんまおかしくなっていって痛い目食えばいいとか思っている。「これこれはこうだ」
という情報を素直に飲み込む者は、ばかだ(あのひらがな3字の小説っぽく)。

08.08.03 この8月3〜5日はアミメカゲロウフィーバーだった。普段はクサカゲロウ以外は見ることが
少ないグループだ。このときも、ヨモギにいた茶色のヒメカゲロウを見つけた。ヒメカゲロウは全長
(頭から羽先まで)2cm以下くらいで、アミメカゲロウでは小さいが大きい虫だと思う。顔が
ヘビトンボクサカゲロウのように厳ついが、ヘビトンボはあの顔で樹液を吸うからなあー。
ヒメカゲロウは成虫の食性がはっきりしてなかったと思う。幼虫はクサカゲロウをスリムにしたような姿
(ゴキブリとカマキリの差くらい)(筆者はゴキブリとカマキリが好きだなあ)で主にアブラムシを食う。
私は成虫しか見たことがない。実際、ヒロバカゲロウとかよりクサカゲロウと一番近い。
アミメカゲロウ(目)という和名はすごくいやらしいと思う。どこがカゲロウなんだ!と思うが
ヒラヒラ飛ぶ様子が一緒だからという。まあ虫好きな人はあまり嫌ではないと思うが(問題は)素人だ。
知らないとカゲロウと思ってしまうではないか。姿を見れば、いくら素人だろうとカゲロウとは
遠いことがわかると思うが。幼虫だってぜんぜん違うし、なにせアミメカゲロウは完全変態である。
他にもカゲロウは卵が塊だがアミメはそんなこたあないとか、カゲロウは何も食わないのが多いとか、
なにかうまい言い方はないのかと思う。英名はレイスウイングである。レースオオトカゲのレースも
そうなのだろうか、raceではなくlaceである。訳せばアミメバネか。ネジレバネみたいだけど。
これを和名に使ったらどうなるんだろうなー。ウスバアミメバネとか、クサアミメバネとかか?
くどいからヒメアミメやコナアミメにすりゃいいか。蛾のほにゃららアツバとかなんとかシタバとか
かんとかクチバとかなになにエグリバみたい。長いなあ。私アミメカゲロウも好きなもんで…
ヘビトンボとツノトンボは標本だったらトンボっぽいかもしれんが、生きてるのを見てもトンボには
見えない。おもいっきりアミメカゲロウである。ツノトンボはトビケラには似てる。ツノトンボはなぜか
英名オウルフライ、フクロウムシである(フクロムシに見える)。ぜんっぜん見えない。
ヘビトンボは英名フィッシュフライ、なんだ?ウオクイムシ?幼虫から考えて。