光害、ザトウムシの一種

公害の一つに光害がある。うまい言い方である。…私も熱と光と乾燥が嫌いである。
両生類や土壌動物みたいなのだ。小さい動物が好きだし。で、この光害は、夜の街が街灯とかで
明るすぎて人体が暗闇に弱くなったり天体が見れないというものだ。まったくその通りだ。
明かりが多すぎる。室内のごとく明るくてまぶしい。明かりの数が多いところでは現在の
3分の1くらいでいい。なんであんなに明るくするのか理解できない。
そして、虫なんかが白や青の明かりに誘因されるのである。こうなると生きて出るには夜が明けるまで
待つしかない。この明かりで交尾できた蛾なんかにはいいかもしれないが人と車が最悪の敵である。
食いもせずに殺す。しかも罪悪感はないことがほとんど。こいつらはただの獣で頭脳なんかないのである。
獣は罪悪感を持ってる余裕はないから。
「虫なんか」と書いたが、明かりにはヤモリやカエルとかも虫目当てで来るためである。北海道には
ヤモリさえいないが。だから私は野生のヤモリを見たことはない。
ニホントカゲニホンカナヘビは、ある。飼育と野生ともにあるが、ニホントカゲ
飼育で見てはいないか。ニホントカゲニホンカナヘビもかわいい。コモドもかわいい
コモドオオトカゲ)。が、こっちは危険である。まあニホントカゲも噛まれると痛いが。

08.08.03 苫小牧で撮影。この日はなぜかザトウムシが多かった。私はザトウムシが大好きである。
私のHNの由来でもある。足だらけな動物が好きなようだが、ザトウムシは体で楽しむものである。
ガガンボも同様。ザトウムシは土壌性のものでは足が短い方でダニに似ている。ザトウムシは、わりと
サソリモドキに似ている…と思っていたが最近知ったコヨリムシの方が似ている。クモ形類はウミサソリ
(これはカブトガニと同じ節口類という)からサソリが現れ、他のグループに分かれたのだと思う。
拡大画像を出そうとするとなんと今の写真か拡大かのどちらかしか出せない!畜生…