図鑑の類でない本、フタスジモンカゲロウ幼虫

へんないきもの」「毒のいきもの」なんかは素人やちょっと動物の知識のある人が書いている。
この手の本に経験からいえることがある。間違いがあるのだ。キングコブラの牙はそもそもゾウの皮膚を
通せない、体長と全長の使い方がおかしい、粘液武器をなぜかなめているなど。一方文章がふざけてるのが
いいところである。ふつうの図鑑の類よりこういうのが一般ウケするのだろうか。私が読んでも
笑うところは多い。これで「気弱な部下が酒乱だったり」とかへンなことが書いてなければなあ…

08.05.05 千歳湖近くで撮影。雨のせいなのか不漁で、このモンカゲロウ科の幼虫しか大型はおらず。
しかも急ぎながら撮ったこの写真はやや不満なものに。若い幼虫で色が成長した幼虫と比べて均一だが
フタスジモンカゲロウとわかった。成虫は見たことがあるのだが…
ニセコのホテルの池、ここには多数のオタマジャクシ・アメンボ、マツモムシなどがいる。ホテルの窓に
ヒロバカゲロウ、ヒトリガ、シャクガなど昆虫がたくさん集まる。池近くでニホンアマガエル
シマヘビを見た。ここは私が体験した中で2番目にいいところだったと思う。この池に昆虫が多く
落ちていて、そこにまだ生きてるフタスジモンカゲロウ成虫がいた。救おうと私は陸に上げた。
だがこの時点でぜんぜん動かない。一安心した私だが数時間後だったか、また見ると数多くのアリが
まとわりついていた。バラバラにされていく。これ以前にも経験があって、私はよりアリが嫌いになった。
…のだが、このカゲロウはどちらにしろもうすぐ死ぬ予定だったようだ。飛べる昆虫なのだから
ふつう何かが触ったりしたら逃げるだろう。それがこうなっていた。アリでも、小さく種類の
わからないやつはそれほどでもないがクロオオアリなどいくらでもいる奴が嫌い。前シーズンも
大きなイモムシを攻撃する1匹がいたので死んでもらった。どうせ食われるなら鳥が食った方が
ためになる。アリなんて死がいや甘露とかでも栄養源になる。(アリ好きな人には申し訳ない)