2009.3月サンピアザ水族館旅行記13、謎の川虫を見る

今日も出撃した。例の湿地の近くで枯れ葉をめくるとカワゲラの幼虫が出た!!きれいな水だ!!
だがカワゲラが1種、カゲロウが1、2種くらいらしい。ところがワラジムシに似た謎の虫を見つける。
足が6本らしく甲虫の幼虫っぽい。まだパソコンに写真を入れてない。

この水族館の最後の見せ場だろう、おもしろい魚の集められた場所にくる。そしてここは特別展の間は、
今回ならたくさんのカニが集められるのだ。そしてそれはラッコとかワモンアザラシとかよりずっと
内容の濃いものである。前行ったときのハタもすごかった(やはり電池が切れて写真は零。悲しい)。
今回は…やはりすばらしかった。聞いたことのない・見たことのないカニがいくつも、そして噂のカニも!
まずコブシガニがくる。あの丸い・堅い・前進するカニである(ふつうのカニは標本にするときなど
甲羅を開けるがコブシガニの仲間は開かない)。図鑑で初めの方に出るから原始的なのだろう。
原始的な動物によくあると思うことで…やはり動かない。ガラスに倒れかかっていても動かない。おかげで
撮りやすい。次はヒメシオマネキ。小さいシオマネキである。水中の♂を撮影。♀は条件が悪くて撮らず。
昨年5月に豊平川さけ科学館でオキナワハクセンシオマネキを撮っているせいかありがたみが少なかったが
明らかな別種なのでそれはないだろう。次にあのヒシガニだ!はさみ脚のでかいカニ。そして砂に埋まって
動かない。でも撮れるレベルではあった。顔が怖いので撮っておいた。もう1匹いたが条件は悪かった。

こうやって倒れかかってるまま動かないので横になって撮る。

普通の姿勢の別個体。実は顔がおとぼけである。実際に見るともっと凝っているんだけど。顔に
ポリプ(イソギンチャク含むサンゴはポリプである)がくっついてる1匹もいたが断念。

けっこうばっちり撮れている。今回ここで撮るとき、最初からだがデータを節約しすぎている。
シオマネキは♂の片方のはさみが巨大だが、他のはさみ(♀のや♂のもう一方)はすごく小さいのだ。

ヒシガニの全貌…といきたいがこの通り。

ヒシガニの顔。何かポリプがくっついている。