ダウリアチョウザメ捕獲、クロスジホソアワフキ

津軽海峡で主にアムール川にいるダウリアチョウザメが捕獲されたと北海道新聞で見た。ダウリアチョウザメ
いったらあのでかいチョウザメである。私は水族館で見たことが何回かある。このダウリアチョウザメ
北海道で捕獲されるのはまれだという。※チョウザメは川と海を行き来する魚の一つ。
しかし、問題は記事に「〜サメを捕獲。」と書いてあったところ。いい大人方はご存じだろうけれど
チョウザメはサメではない。シルエットや口は似てるが体表がぜんぜん違う。卵も10cmとかあったりは
しない。これはタラバガニやハナサキガニをカニというようなもので編集者のレベルが知れる。チョウザメ
近いのはポリプテルス…要するに原始的で少数のグループなのだ。ポリプテルスより体がだいぶでかいのが
不思議。最後、チョウザメにはひげがある。
※もちろんタラバガニとハナサキガニ、他にアブラガニやコシオリエビも、はヤドカリの仲間である。

08.06.11 イネの仲間、いはゆる雑草という草に黒い虫がいる。アワフキムシだ。アワフキムシは近づくと
セミほどに飛びやすい経験があった(ただし2回くらい)が、近づけた。しかも2個体。写真は
2匹目で、1匹目はこれより色が薄い。今回のは背中から写してあるが、横からの写真もある。
調べてクロスジホソアワフキということがわかった。アワフキムシはこれを見る以前は地味〜なやつしか
知らなかった。また、5月に木の葉にたくさんあったつば(本当はアワフキムシの幼虫の巣であり違うが、
私はつばと呼ぶ)はこのクロスジホソアワフキの幼虫のものだとわかった。幼虫は透明な緑色で目が茶色く、
ちょっと気持ち悪く成虫とぜんぜん違う。ツマグロオオヨコバイなんかもそうだなあ。