海獣、クチナガハリバエ

タグの大型ハエというのは抽象的だが、ハナアブ、ニクバエ、イエバエ、フンバエ、ミバエなど
名前をよく聞く仲間です。ショウジョウバエは小型ハエに入れてますが。
ニュースで見たことだが、トドやオットセイにラッコという海の食肉類(アシカとアザラシとセイウチは
鰭脚目とされることがある)が北海道に増えているという。温暖化が原因だろうかといわれている。
「仕草はかわいいが魚やイカを食って網を破る」というが、仕草はかわいいのか?私はゆっくり動く
アゲハの幼虫やヤママユの幼虫なんかの方がよっぽどかわいいと思う。アシカ(オットセイやトド含む)や
アザラシ、ラッコを素直に好きになってる連中は、イカやサケが食べられなくてもいいのだろう。
私はヒョウモンチョウとかとともに野生で見ないとあまり好きじゃない。ついでにサケの仲間も好きでない。

08.07.20 乗ってる葉が赤いが、秋だからではない。ツツジに乗っていたハエを撮ってみると、口が長い。
これはほんとに口なのか。なんなんだろう。まあ口か。と、それからしばらく経ったある日、ある掲示板で
これと似てる写真でクチナガハリバエというのがあった。これだ!と思った。色も白っぽいし、
口がシギみたい(なぜかツリアブみたいなどと思う前にシギが出た)でおもしろい。
ハエは外見ではある程度しか仲間がしぼれなくて、きれいな写真でないとわからないとか、
いろいろな角度から見ないとわからないことが多い。標本があってもわからないことさえあるそうだ。
そういうわけでなのかはわからないが、ハエ、というか双翅類が好きな人は少ない。ハナアブ
色とりどりなので人気がある方だが(私も色は好きだし、ふつうのハナアブなんかはかわいい)ここにも
難しい〜集団はある。しかし、特に小さい虫…と思ったら十脚類(クルマエビ、エビ、カニ、ヤドカリ、
アナジャコ)も、において細かい構造を見ないと種や仲間がわからないやつは多いとわかってきた。
なんとかク○○タとかかんとかアゲ○とかほにゃららチョウチョウウオなんて楽なうちなのである。
私はハエが好きかどうかは色彩や形次第なのだが、初見だったら撮るようにしている。ガガンボ
豪勢な種類が多い気がするが、それでも種類はわかりづらいというからすごい。あと、
海外の虫紹介のときになぜ双翅類は少ないのか。シュモクバエ程度じゃないか。日本だけでアレなんだから
海外にはとんでもないハナアブやヤドリバエやキノコバエガガンボとかがいるに違いない…と
思っていたらタイのサイトで少し、やっぱりとんでもないキノコバエガガンボがいた。しかし
違和感のないハエやムシヒキアブも多い。