ある虫の研究状況、チャタテムシの一種

双翅類が好きな日本人は少なく、研究がぜんっぜん進んでいない。私はアゲハより少し探すと見つかる
クロキノコバエの方が好きなくらい双翅類は好きな方。他に(研究が進まないという意味で)危ないのが
ザトウムシとチャタテムシではないだろうか。和名どころか学名がついてる種類がほとんどない。
この2つ、(チャタテムシは家屋性の種では例外なはずなのだが)人との関わりがなく、研究しても
金にならないのである。そんな理由でほったらかしにするのか、と思うが日本は借金(国債)まみれ
なんだよなあ…中国やロシアは双翅類含めて昆虫なんかの研究はできている。このザトウムシと
チャタテムシって見るだけでおもしろいと思うんだがなあ。チャタテムシは幼虫や成虫がカメムシのごとく
集団でいるのもおもろ…まあ人によっては気持ち悪い。ザトウムシは足より体を気にするべき
ガガンボも同様)。金だけで生きている人間ばかりな限り、こういうグループの研究は一生進まない
(人類の一生)。頭の中がカネの貧乏人が多すぎる。

08.08.05 虫探しで葉の裏を見ることは重要である。もちろん表も見ないといけないが。
このチャタテムシも葉の裏にいた。まあ小さくてこのカメラではろくに写らないが、薄黄色なのはわかる。
チャタテムシとキジラミは似てると思う。この写真のはどっちなのか、迷った。口はそれぞれ
かむ口と吸う口なんだけどなあ。チャタテムシの幼虫は見たことがあるが、集団ではなく
1匹で走り回っていた。速くてうまく写せないまま逃げられる。大きい方でシマウマ模様なのに…