サッポロカザリバ、メムシガ類

昨日の続き。この日は行き帰りと学校で70枚も撮ったという。最盛期はこんなことになる。
帰りもフィーバーだったからなあ。まずこんな派手な大きい小蛾類が。

牙がある。でもこの時すでに知ってたのかは忘れたが、これは〜キバガではない。カザリバガだ。

横から見るとワイヤーみたいな触角とかなっがーい牙とか羽の先端の長い毛とかすごくいい。
3つ目は小蛾類によくあること。
さてこれの同定が難しい。こういうカザリバガがまずいくらもあって、さらに2つ以上に分化する。
これはその一つの「橙部分の黒い縁取りが途中で分断される」やつ。これはカザリバ(カザリバガで
いいと思うんだが、扱う時は困るか)かサッポロカザリバだそうだ。カザリバの分布に北海道がないのと、
サッポロカザリバの方が大きいとかで、サッポロカザリバとした。この2種のちゃんとした違いは
「羽の銀色の線がカザリバの方がわずかに短い」。無理。
もう1匹小さい蛾。茶色と白できれい。

なんかお菓子っぽいかな。また羽の先端に長い毛がある。今度は牙がない。
これが何科なのかはさっぱりわからなかった。調べて、スガ科メムシガ亜科まで着いた。
そして似てるのがシロズメムシガとツツジメムシガだった。みんな蛾に前者は「おそらく本種」な写真しか
ないし、どちらも北海道に分布しないらしい…まあ見つかってないだけかもしれんけど。さらに…

背中も大事だったとは知らずに白飛びのまんま納得したのかな?畜生わからん。種まではわからん。